森猫日記

2009-07-03

[]ニュースサイトではないというのに 23:56 ニュースサイトではないというのに - 森猫日記 を含むブックマーク


先日、ニューヨークタイムズの報道"Keeping News of Kidnapping Off Wikipedia "で、ウィキペディアが誘拐情報について記載を抑えていたことが報じられ、それについてあれやこれやコメントが出ています。

アルディア氏はまた、ウェールズ氏とWikipedia管理人の行為は、Wikipediaを「完全で公平なニュースと情報の源」と考えている人々からの信頼を損ねると指摘する。ウェールズ氏はこれに異を唱え、以下のように、同氏らの行為は検閲ではないと主張した。

 「品質に関するルールを厳密に適用した行為だった。われわれが『信頼できる情報源を求めている』『われわれの成果がもたらす人道的な影響を気に掛けている』と言っているときは、本気でそう言っているのだ。人々が、この時代になってもまだ『検閲』――力によって行われるもの――と『編集上の判断』 ――何を公開すべきかについての理性的な判断――の概念を区別できないのは奇妙だと思う。こうした言葉の誤用が、重要な状況の事実を理解できなくしている」

「検閲」か「編集上の判断」か――Wikipediaの情報削除めぐり批判 (1/2) ITmedia 2009年07月03日 15時00分 更新

いまだに、ウィキペディアが「ニュースの源」ではないことを理解せずに批判する人がいるようだけど*1、 検証可能性や独自研究排除を堅持すれば「ニュースの源」にできるわけがない。

ウェールズ氏は、ローデ氏の件に対する同氏やスタッフの対応は「Wikipediaを何でもありだと思っていた人にとっては意外だろう。だが、Wikipediaは何でもありではないし、これまでそうだったこともない」と話している。

「検閲」か「編集上の判断」か――Wikipediaの情報削除めぐり批判 (2/2) 2009年07月03日 15時00分 更新

ウィキペディアは「何でもありではない」し「完全な言論の自由の権利があるオープンなサイト」なんてものでもない。徹頭徹尾、正統派「百科事典サイト」(志向)であり、だれかの新発見や特ダネニュースを書き込むためのニュースサイトではないのだ*2


同業メディアの箝口令には成功したNYTだったが、Rohde氏の脱出までの期間にその事実を広めようとする勢力との長い戦いが続いていた。それがインターネットのフリー百科事典「Wikipedia」だ。Rohde氏が誘拐されて以降、同氏のWikipediaのページにはタリバンによって誘拐された旨の文章が書き加えられ、それが運営によって削除され、また改めて書き込まれるというイタチごっこが続いていた。

NYT記者誘拐事件の舞台裏 - Wikipediaで続いた8カ月間の編集合戦 マイコミジャーナル 2009/07/02 Junya Suzuki

8か月はやっぱり長いなあ。。。

*1:どっちかというと「ニュースの終着点」じゃないかしら

*2:そういうのが散見されるとしたら、手が足りていないか、実害がなさそうなので放置されているか、のどちらかだろう

hyolee2hyolee22009/07/16 14:12どの記事でしょうか。mayjuneのブロック逃れの可能性もあります。