森猫日記

2009-04-19

[]「どんなことをすればどんな責任を問われうるのか」 18:01 「どんなことをすればどんな責任を問われうるのか」 - 森猫日記 を含むブックマーク


Wikipedia:井戸端/subj/情報開示の対象について

百科事典に有益な情報を「信頼できる情報源」の記述に基づいて記載している限り、原則として名誉毀損や信用毀損は成立しません。 Wikipediaの基本方針に従っている限り、記事やノートの記述を調べてもらうだけで嫌疑は晴れるのです。これらの点を警察が考慮しないことなどありえません。

Dwyさん 2009年4月18日 (土) 18:08 (UTC)のコメントより

まあ、そう考えたいのも無理はないけど。それを誰が請け合ってくれるでしょうか?

そう言えば、日本では名誉毀損と判断される範囲がアメリカよりかなり広いので注意が必要、とWikipedia‐ノート:名誉毀損 でもたもた書いていたら、専門家らしき方が、とても分かりやすく正確に書きだしてくださっていました:

  1. あなたの行った編集に関する法的紛争が、日本法に従って解決すべきとされる場合において、あなたの編集内容が,事実を摘示することによって、ある人の社会的評価を低下させるならば、名誉毀損による不法行為に基づく損害賠償等の責任を負う可能性があります。のみならず、名誉毀損罪または侮辱罪により処罰される可能性もあります。
  2. ある編集が名誉毀損であるとされる範囲は、日本法と日本以外の国の法(例えば、アメリカ合衆国連邦裁判所判例)とでは、異なります。
  3. 特に注意すべきは、記述内容が真実であるとしても、直ちには免責されないということです。公人について言及する場合であっても、同様です。日本法の下で免責されるためには、公共の利害に関する内容を、専ら公益を図る目的で執筆したことが要求されます。これは、現実的悪意の法理(en:actual_malice)による場合よりも広い範囲で損害賠償責任を認める基準であると考えられています。
  4. また、たとえ信頼のおける複数の報道機関による報道に依拠し、そのことを明確にした上で執筆した場合であっても、そのことから直ちに免責されることはありません。
  5. たとえ名誉毀損とならない場合であっても、損害賠償責任を負う場合があります。例えば、公知でない事実を暴露した場合、プライバシーを侵害するものとして、不法行為に基づく損害賠償責任の成立する余地があります。
  • 提案--Emonue 2008年6月13日 (金) 17:14 (UTC)

Wikipedia‐ノート:名誉毀損 より

>特に注意すべきは、記述内容が真実であるとしても、直ちには免責されないということです。

この言葉を井戸端で苦しんでいる人に伝えたい。加えて、

>たとえ信頼のおける複数の報道機関による報道に依拠し、そのことを明確にした上で執筆した場合であっても、そのことから直ちに免責されることはありません。

も。

2009-04-18

[]「どんなことをすればどんな責任を問われうるのか」 18:01 「どんなことをすればどんな責任を問われうるのか」 - 森猫日記 を含むブックマーク


Wikipedia:井戸端/subj/情報開示の対象について

自己責任での編集をするに当たっては、「どんなことをすればどんな責任を問われうるのか」を充分認識する必要があります。海獺さんが注意すべき実例があるとおっしゃるなら、できるだけ正確・詳細に提示してほしいと思うのです。

Dwyさんの 2009年4月18日 (土) 07:44 (UTC) のコメント

Wikipedia:井戸端/subj/情報開示の対象についてより

いやいやいや。かなしいかな、あなたは間違っている。

今回のケースの詳細が分かったとしても、それと同じことをしなかったら大丈夫、ということにはならない。

自分で調べもせず、「どんなことをすればどんな責任を問われうるのか」を弁護士でもない人に聞くのは間違っている。

「どんなことをすればどんな責任を問われうるのか」を知りたかったら、世に出ている名誉毀損やプライバシー侵害を解説した本や判例集を見るべきだ。聞きたければ、どこかの法律相談所にでも行くべきだ。そうして、ウィキペディアにおいて存命人物や現在活動中の組織について、「名誉毀損」的加筆を行うことがどれほど危ういか十分認識すべきだ。

※もちろん、ウィキペディア以外の場所でもリスクはあるが、注目度において、今の日本でウィキペディアほどアブナイ場所はあまりない。2chだったら、どうせでたらめ、と見過ごされ、個人ブログならあまり注目されない名誉毀損でも、この"有名"な(自虐)「百科事典」サイトに記載されていたことが当事者に知られたら、ただではすまされないだろう(実際、ウィキペディアが有名になるまでは、名誉毀損がらみで苦情が寄せられることも数えるほどしかなかったわけです)。

2009-04-17

[]履歴やノートで免責されうるか? 07:33 履歴やノートで免責されうるか? - 森猫日記 を含むブックマーク


Wikipedia:井戸端/subj/情報開示の対象について

記事の履歴やノートを注意して読めば嫌疑無しとなるはずの方に対して、警察などが記事の履歴やノートを注意して読んでいないがために開示を請求してきたとき、まずは履歴やノートを注意して読んでみて下さいという対応をしてはもらえないのか、ということです。

へのいちさん 2009年4月17日 (金) 03:51 (UTC)のコメントより

http://ja.wikipedia.org/w/index.php?oldid=25417973

こちら側がいくら「履歴やノートを注意して読んでみて下さい」と言ったところで、先方が都合よく理解してくれると期待することはとてもできません。というか、初めてウィキペディアの履歴やノートを見た人が(いくら説明されても)あの履歴の仕組みや長い議論をどこまで理解できることでしょうか。ちゃんと議論を追って理解できるとは思えません。

かつ、履歴やノートに何が書かれていようと、それは(おそらく)いいわけにはならないと思います。

履歴やノートにどれだけ理由が並んでいたとしても、万人が注目する記事本文に誹謗中傷があれば、被害者側にとっては同じことでしょう。あとは、裁判所が、履歴やノートで書いた人の責任を軽減してくれることを期待するしかないんじゃないでしょうか。

最近はある記事での議論の中で「こんなので名誉毀損なんかになるわけはない」のような説を展開していたりもします。

2009-04-16T08:35:12時点におけるDwy氏の書き込みより

http://ja.wikipedia.org/w/index.php?diff=25406879&oldid=25405002

それは、無責任というものだと思います。名誉毀損をめぐる判例をどれだけご存知の上で、そうおっしゃったんでしょうね?その言葉を信じて、書きこんだ人が訴えられた時、どうやって責任を取ることができるのでしょう。書いた人は悪くない、私を訴えてくれ、と申し出たとしても、聞いてもらえるとは思えません。もしかしたら、訴える対象に含める方向の検討ならしてくれるかもしれませんが・・・。

この方が気にしておられるのがこのノートのことであるなら・・・大至急、名誉毀損を分かりやすく説明した入門書やプロバイダ責任制限法をお読みになるようお勧めします(まさか未読ではないともいますが、もしまだならば)。

少なくとも、法律や判例の知識もないのに

  • 「こんなので名誉毀損なんかになるわけはない」

等と発言しておられたとしたら、無責任極まりないと言わざるをえないでしょう。

  • 初心者向け

名誉毀損裁判―言論はどう裁かれるのか (平凡社新書)

名誉毀損裁判―言論はどう裁かれるのか (平凡社新書)

 

  • 判例分析系?

 

  • 実務的手引書?

 

2009-04-16

[][]思い込み:方針に従っていれば免責されうるか? 22:19 思い込み:方針に従っていれば免責されうるか? - 森猫日記 を含むブックマーク


Wikipedia:井戸端/subj/情報開示の対象について

に、以下のようなコメントが寄せられていました:

Wikipediaの基本方針に従って行動している限り、名誉毀損・信用毀損等の責任を問われることは(皆無ではないにしろ)ほとんどないと思っていましたので、今回の件はちょっと意外です。

2009-04-16T08:35:12時点におけるDwy氏の書き込みより

http://ja.wikipedia.org/w/index.php?diff=25406879&oldid=25405002

ええと、ウィキペディアの方針に従っているからといって、免責されると期待してはいけません。

たとえば、「両論併記」すべきだからといって、日本国における名誉毀損・信用棄損・業務妨害に当たる記述を行えば、その点に関しては、「ウィキペディアの方針に従ったまでだ」という申し開きは(たぶん)聞いてもらえません。

あるいは、Wikipedia:検証可能性 に基づいて、週刊誌に「こんなうわさがある」と書いてあったから出典明記した上で「○○週刊誌に、こんなうささがある」と加筆した場合、最低限でも

当該情報が真実であるか、または発信者が真実と信じるに足りる相当の理由があること

が求められます。つまり、たとえ「ウィキペディアの基本方針」に従っていたとしても、日本国内に居住している人には日本法が及びますから、「真実性(又は相当性)」をも満たす記述でなければ、アウト!となる危険は十分にあるのです。

なお、上の文章は、以下のプロバイダ責任制限法からの抜粋です。

(2) 名誉毀損の観点からの対応

特定個人の社会的評価を低下させる誹謗中傷の情報がウェブページ等に掲載された場合には、当該情報を削除できる場合があるが、以下の3つの要件を満たす可能性がある場合には削除を行わない。

  • ア)当該情報が公共の利害に関する事実であること (例)特定の犯罪行為や携わる社会生活上の地位に基づく行為と関連した情報が掲載されている場合
  • イ)当該情報の掲載が、個人攻撃の目的などではなく公益を図る目的に出たものであること 特定個人に関する論評について、論評の域を越えて人身攻撃に及ぶような侮辱的な表現が用いられている場合には、この要件に該当しないことになる。
  • ウ)当該情報が真実であるか、または発信者が真実と信じるに足りる相当の理由があること 当該情報が虚偽であることが明白であり、発信者においても真実であると信じるに足りる相当の理由があるとはいえないような場合にはこの要件を満たさないことになる。

また、特定個人に関する論評について、その域を越えて人身攻撃に及ぶような侮辱的な表現が用いられている場合にも、当該情報を削除することができる。

それ以外の場合は、名誉毀損という観点からは、違法性阻却事由に該当するケースが多く、その要件となる公共性・公益性・真実性(又は相当性)についてプロバイダ等が判断することが難しいため、プロバイダ等が「不当な権利侵害」であると信じることのできる理由に乏しい場合が多いと考えられる。

なお、名誉毀損等の観点から違法情報であるか否かの判断がつかない場合であっても、プライバシーその他の観点から権利を侵害しているといえる場合もあるので、他の観点からも検討する必要がある。

プロバイダ責任制限法 名誉毀損・プライバシー関係ガイドライン 24ページ

上の方の言葉でいえば

百科事典に有益な情報(=公共性・公益性を満たす)を「信頼できる情報源」の記述に基づいて(=真実性・相当性を満たす)記載している限り、名誉毀損は成立しない。 (Dwy氏の書き込みより)

ゴシップを書き込むのを「公共性・公益性」にかなう行為と認めさせるのは難しいでしょう。

「信頼できる情報源」の情報である限り、信用毀損罪でいう「虚偽の風説を流布」にはならない。(Dwy氏の書き込みより)

それは甘い。

新聞雑誌に書いてあるからと言って、それだけで「摘示された事実が真実であると証明された」とか「、仮に摘示された事実が真実でなくても行為者において真実と信ずるについて相当の理由がある」とは認めてもらえない、ということです。

2009-04-15

[]「Wikipedia:名誉毀損」は財団レベルの方針 13:14 「Wikipedia:名誉毀損」は財団レベルの方針 - 森猫日記 を含むブックマーク


  • Wikipedia:名誉毀損 を Wikipedia:Libelから訳しなおす。
  • 迂闊な差し戻しをしないように注意喚起(特に、存命人物記事と現在活動中の組織)したほうがいいのかなあ。無駄かなあ。うったえられてからでは遅いんですが。

Wikipedia:井戸端/subj/情報開示の対象について