森猫日記

2011-11-03

南京関連めも 21:16 南京関連めも - 森猫日記 を含むブックマーク


何で知ったか失念していましたが、「論争」の発端が1970年代の本多勝一というのは、そういえば『南京事件論争史』で見かけて、NDL-OPACを調べてみたらたしかに、1970年以前は南京の虐殺を表題に掲げた書籍が見つからなかったのでした。

1971年2月19日の朝日新聞コラム「点描」によれば、

新島淳良早稲田大教授と日中友好協会(正統)永福支部は、日本軍が中国の首都南京で四十三万人の中国人を殺害した「南京大虐殺」の写真やそれに関する文献を、東京・新宿御苑前「スナック・シコシコ」で展示している(21日まで)。

日本軍の南京大虐殺は検定教科書からも姿を消し、その資料は非常に少ないという。新島教授は数年来、この資料集めに没頭しているが、日本人にとって暗く重い過去を思い起こし、日中友好運動の原典にしよう、と今まで集めたものを後悔することにしたもの。(後略)

展示されたのは

初公開を含む三十三枚の写真屋洞富雄早稲田大教授の『近代戦史の謎』などの文献、大虐殺をテーマにした堀田善衛氏の小説『時間』まで多方面にわたっている。

とのこと。この展示がその後の南京事件への関心につながったのかなと想像します。

ただ、上記のおふたりも「南京事件」「南京虐殺」という言葉を使っていただろうと推察します。

ついでに言えば、NDL-OPACの件名検索は「南京事件(1937)」であり、

普通件名 1-1(1件)

1. 南京事件(1937)∥ナンキンジケン(1937)

← 南京大虐殺∥ナンキンダイギャクサツ

← Nanking Massacre, Nanjing, Jiangsu Sheng, China, 1937

→: 関連語: 日中戦争(1937~1945)∥ニッチュウセンソウ(1937-1945)


「南京事件」は1927年の事件を指すか? ===

"Nanjing Incident"(直訳:南京の出来事)が1972年の事件を指し、"Rape of Nanking"(直訳:南京の略奪)が1037年の事件を指すことに異論はありません。それが「相当する和訳」に揺れがあることがもめる元なのです。南京事件を扱う書籍を南京事件に関する参考文献?にリストしつつありますが、1927年の事件をタイトルに持つ書籍は『もうひとつの南京事件-日本人遭難者の記録』しかまだ見つかりません。それ以外の「南京事件」をタイトルに持つ書籍はすべて、1937年の事件を扱います。またどちらを使うかについても何パターンかあり

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少な目に見積もりたい人が30万人説に反論したいとき>「南京大虐殺」 11:04 少な目に見積もりたい人が30万人説に反論したいとき>「南京大虐殺」 - 森猫日記 を含むブックマーク

30万人説に近づけたい人>「南京大虐殺」 11:04 30万人説に近づけたい人>「南京大虐殺」 - 森猫日記 を含むブックマーク

中間的・客観的であろうとしている研究者>「南京○○事件」の略称として「南京事件」(「○○」にいろいろな言葉がありうるため) 11:04 中間的・客観的であろうとしている研究者>「南京○○事件」の略称として「南京事件」(「○○」にいろいろな言葉がありうるため) - 森猫日記 を含むブックマーク

中間的・客観的であろうとしている研究者>論争史を扱う場合は「南京大虐殺」「南京事件」どちらもありうる 11:04 中間的・客観的であろうとしている研究者>論争史を扱う場合は「南京大虐殺」「南京事件」どちらもありうる - 森猫日記 を含むブックマーク