Brittys Wake on Wikimedia このページをアンテナに追加 RSSフィード

引用は最高の賛辞(Quotation is the highest compliment)。Wikiquote にご支援を。
Britty aka User:Aphaia の ウィキメディアプロジェクト回遊日誌
本家 | ウィキメディア見聞録(休止中) | My Profile: meta | テクノラティ

2007-08-04ウィキマニア2007第二日

[] 鞄がない 承前*1  鞄がない 承前*1 - Brittys Wake on Wikimedia を含むブックマーク はてなブックマーク -  鞄がない 承前*1 - Brittys Wake on Wikimedia

朝、部屋でメールチェックなどしていると、突然ラップトップの電源がおちた。そのときはじめて電源をもっていない(=なくしたかばんのなかに電源も入っていた)ことに気がつく。やばい、ラップトップのなかには今日発表で使うスライドがはいっているのだ*2

レセプションに「かばん見つけた方はご一報ください」の大きな張り紙が出ているのも赤面*3。かばんがないので今日も朝食券がない*4フロントで発行してもらうと、「大会受付で再発行してもらいなさいね」と念押しされる。そういうひとは結構いたようで、大会受付には各種お食事券が輪ゴムでくくって山積みになってました。kwansaiさんは無事ごはんにありつけたのだろうか、心配だ……*5

Yukichi さんの電源をかりて試してみるものの、どうも、電源の規格というの社によって違うようで、この型にぴったり適合するものでないとまずいらしい……とはいえ、ひとり苦悩していてもしょうがないので、運営部屋にいって相談する。USB にあるバージョンを映写することにしたが、そこでアプリケーションが入っていないことが判明。Alex が手持ちのラップトップOooダウンロードしてセッティングしてくれることに。私の普段の環境StarSuite なのだが、この際贅沢は言ってられない。「セッティングしばらくかかるから、あとはいいよー」とのおことばに甘えて発表をききにいく。他へ行く。*6

朝は、Alain Desiret、Brianna*7, HTChien とそれぞれ話す。 Alain とはウィキを使う翻訳者ディスカッションフォーラム立ち上げやウィキペディアを教材にした共催セミナー企画などを。これはぜひ実現したいと思っています。オンラインかオフラインかはまだ不明。いちばんありそうなのは次のウィキマニアでのワークショップかな。あるいは WikiSym。みなさまもその節にはご協力よろしく御願いします :)

[] 編集可能なプログラムの話  編集可能なプログラムの話 - Brittys Wake on Wikimedia を含むブックマーク はてなブックマーク -  編集可能なプログラムの話 - Brittys Wake on Wikimedia

f:id:kwansai:20070806115752j:image:left:h200

朝オープンスペースにくると Jakob Voss がいてプログラムを配っている*8「それ最終版なのー?」ときくと「そうだよー。あげるー」というので一部貰う。これ壁にあるの*9と同じなんだよね。そうだよ。今日の分はこれが最終版。三日目のは確定しているの、ときくと「まだ。だけど明日の朝には確定するからぜんぜん問題ないよ」とほがらかにいう。ううむ。ドイツ人ってもっとかっちりしてると思ってたんだけど。*10

オープンスペースのプログラム表は8月の1日くらいに張り出されたのだが、その時点で確定していた分を含めて誤植があったりなかったりで「おれの発表が載ってないよ」「おれ二回も発表することになってるんだけど……?」と微妙な会話がたえずかわされていた。会場のみなさまには「ウィキペディアらしいなあ。プログラムも編集可能なんですね」と妙に好評だったのが救いか。司会などする側からいえば、自分がいつどこにいないといけないのか分からないってのは結構冷や汗ものだったのですが。まあ司会者・講演者から文句があったという話はないので、いいか*11

全体に今年のカンファランスはどこかスクラップ・アンド・ビルドなところがあって、後に書くアウォードなどはそれが少し裏目に出た感もあり。全体的には好評でみなさま喜んで帰ってくださった方が多いことは嬉しいのですが、来年は同じことを繰り返さないでやりたいなとも思うのでした*12

[][] ウィキチキランチ  ウィキチキランチ - Brittys Wake on Wikimedia を含むブックマーク はてなブックマーク -  ウィキチキランチ - Brittys Wake on Wikimedia

朝、セッションの始まる前に Brianna と会い、まだ日程が決まっていなかった Wikichixランチの話をする。Wikichix は女性ウィキメディアンのコミュニティで、去年11月に発足した。Linux Chix を具体的にはモデルにしているらしい*13今日だよというのだけど、まてよ internal-l ランチ今日じゃなかったかな? 慌てて調整して、internal-l はランチの後の残り時間でミーティングということに決まる。この過程で Sue *14はもしかして Wikichix を知らないんじゃない? ということに気がつき、どうしようね、と話をしているところにちょうど Sue がやってきた。話をしてみると非常に乗り気。ウィキコミュニティでのトラブル解決過程でそのプロセス自体が「セカンドレイプ」だと訴える人がいる問題*15などにも敏感な反応を返してくれて、やはり女性だから共有できる体験や知識というのもあるなと実感する。Wikichix ランチもおかげさまで大盛況。2割近いメンバーがきてたんじゃないだろうか? 逆に言うと、Wikichix 自体はまだとても小さいコミュニティだということだ。ウィキペディアの投稿者は男女半々なんじゃないかという統計を各所でみるので……。Wikichix はまだ広報が足りないのか、英語偏重である限界がどこかにあるのか、それともこのようなマイノリティサークルを必要としていない「つよいおにゃのこ」*16が我等がコミュニティにはむしろ多いということなのか*17、各言語別で非公式ながら類似のコミュニティがあるのか。その辺は謎。wikichix-ja って需要があるのかしら。需要があればご相談には応じますが*18

[][] Chapters meeting  Chapters meeting - Brittys Wake on Wikimedia を含むブックマーク はてなブックマーク -  Chapters meeting - Brittys Wake on Wikimedia

昨日は仕事でこられなかった HTChien と午前中ようやく初対面、このときは主に Wikimania Awards の話。ただ前から気になっていた「実はだれも Wikimedia Taiwan から internal-l にいないんじゃない?」*19という話をもちかけてみると、やっぱりそうなのだった。嗚呼。昼の internal-l ミーティングには Theod と HTChien が来られたのでよかったです……*20ミーティングの場で、Delphine にこの未加入問題を引きつげたので、その意味でもよかった。台湾から最大5人が入ってくることで、internal-l にまた違う風が吹き込むのを楽しみにしています。

[][] 選挙コミュニティ、中の人たち  選挙、コミュニティ、中の人たち - Brittys Wake on Wikimedia を含むブックマーク はてなブックマーク -  選挙、コミュニティ、中の人たち - Brittys Wake on Wikimedia

午後は選挙パネル。私からは選挙スケジュール、今回の新しい要素、いままでからの引継ぎ、実施に際してのミスなどについて15分ほどの簡単なブリーフィング。ジョンが今後の課題について、ティム・スターリングが技術的側面の詳細についてそれぞれ10分ほど話す。司会は Jan-Bart。会場は foundation-l でいつもみる面子で、だから旧知の人がほとんどでそれほど緊張せずに気持ちよくやれました*21。会場の反応はよかったと思う。今回の新要素である Endorsement についてはおおむね好評のようだ。ただ細部の実施は今後変わっていくと思われる。我々からもまたフロアからも「今年のスケジュールは過密すぎるよね」という声があって、これは変わるといいなと思っている。フリーダ当選して、会社から休みを取って飛行機切符を買うのに出発前一月を切ってるというのは、ちょとひどいよねとスケジュールを決めた側ながら思う。まあ、彼女上司が理解のある人で休暇をすぽんとくれたのでよかった*22。もっとも私は今期でしばらく選管を離れることに決めたので、具体的な作業は来年選挙委員にお任せなのだけど。

f:id:kwansai:20070806115801j:image:right:h140

その後Andrew Lih, Kat Walsh (Mindspillage), Mike Godwin, James Forrester (JamesF) のコミュニティの変質に関するパネル*23Andrew Lih が enwiki における方針の変遷とその運用についての変遷を綺麗にまとめたプレゼンをして、これは勉強になった。よくあんな複雑なところで管理者をやろうという気にみんななるよな、とこれは素直に感動する。発表者もフロアも、方針の整備と拡大にともなって増大してくる秘教的で初心者にひややかな空気をいかに排除してコミュニティ健全な開かれたものとして維持するかという関心を総じて共有していたように思う。*24セッションの前に Noam Cohen さんと偶然会い、セッション前後にちょっとおしゃべり。話題は主にロゴのこと。どうも中国語版にも取材したかったらしいのだが、適切な人と接触できなかったそうである。ううむ。

[] Lost & Found: 三度目の正直  Lost & Found: 三度目の正直 - Brittys Wake on Wikimedia を含むブックマーク はてなブックマーク -  Lost & Found: 三度目の正直 - Brittys Wake on Wikimedia

この発表のあと、HTChien と jury meeting について打ち合わせ。今日パーティの席でちょと抜けてミーティングをしようということになった。そこで話し込んでいると、なくしたとおもってすっかりあきらめていたかばんがいきなり脇から差し出された。もうびっくり。なんでもとある部屋で昨日からずっと保管して下さっていたそうです……これは本当に感動した。*25みなさまにお礼をいって回っていたので、マイク関根さん提案の「ウィキマニア日本人出席者ミーティング」は逃したが、まあ自業自得なんで仕方ないですね。。どなたかよりレポート希望

Party は紅楼 (Red Theater) という古い映画館を改造したパーティスペース。たっぷり料理が出てドリンクも振舞われて*26、これが全部ただ。地元組はほんとにがんばってスポンサー開拓したんだなあとあらためてしみじみ思いました。会場では地元作家による映像作品の後、ウィキペディアを主題としたドキュメンタリー映画Truth in Numbers, Wikimentary などの予告編の上映があり、なかなか愉しみました。Truth in Numbers はウェブで公開されている3分弱の Trailer にインタビューを追加して11分ほどのもの。Wikimentary では Wikimania 2005 が紹介されていて、参加できなかった私には興味ぶかかったです。また Party で翻訳家であるマイク関根さんとじっくりお話する時間が持てたのも収穫。Wikimentary 最後までみたかったのですが、ミーティングがあるので途中で下へ移動。コーラをちびちびのみながら話をしました。面子は HTChien, Cary, Craig, Nic Hill と私。あとから Brianna. ミーティングでは、応募があまりにも少ないので明日の朝ぎりぎりまで応募期限を延ばし、sitenotice などで積極的に広報するという方針を確認の上、必要な手配。Brianna にもコモンズでの広報について協力をお願いした。

宿舎に戻ってからは、Lodewijk から頼まれていたアンケート日本語版作成。都合、2時まで作業。Finale の前に配るという話だったけども、私は配っているのも回収するのもみなかった。あれはうまくいったんだろうか。。

今日の食事:

朝・昼 CTOYAC の中華バイキング。朝はあつあつの豆乳(ちょっと甘い)にパンを浸しながらおかずをいろいろと。昼に食べたアヒル肉の薄切りはおいしかった。ロースト燻製かは不明。

おやつ 台湾フルーツ詰め合わせうまー。あと、この日の午後から出た、甘くない透明な香草ゼリー風の点心(たしか石花羹とかいう名前)がおいしかったです。

夜   パーティ中華。草餅だと思ってとった緑色の餅は中身が肉と葱を混ぜたもので、これはびっくり。*27

*1:この日記は帰国後8月12日に書いております。

*2:そしてあとで USBセーブしてあったものは古いバージョンであることが判明。あああ。

*3:宿舎フロントのみなさまありがとうございます……

*4:と思ったら実はバッジの裏に移していたことが最終日に判明。うぁぁ。みなさんごめんなさい。

*5:なお、お食事券がすぐ出てこなくても、昼食の場合は「いいですよーどうぞー」と中にいれてくれる場合がありました。初日にそういうことはなかったので、いったん来た人は顔をおぼえているということでしょうか。登録参加者は1000人を越えてたそうですが……

*6:このあと発表をきいたおぼえがなかったのですが、プログラムをみてもどれも聴いた覚えがない。となるとスライド映写の手配・失せ物探しと若干の社交にこの日の午前中はどうやら費やされたらしいです。ううう。Ward の出るパネルはいきたかったんだけどなあ。

*7:Laugher. Commons などの管理者。username: pfctdayelise

*8:プログラム配布に関しては、去年のほうが手際がよかった。今年の大会受付はちょと奥まったところにあるので、動線がちょと途切れる、というくらいの差ではあるけれど。

*9:左写真id:kwansaiさん撮影。これは大分編集が進んだバージョンで、赤や白でいろいろパッチがはってある。

*10:でも一方で、最終的にいいものができるなら途中まで出来ていても平気で壊すのがドイツ人、という話もある。

*11:身内だから許されるという話もこれあり。

*12:プログラムの書き換えについてはむりかもしんないけど。。

*13:こういう女性サブコミュニティDebian などにもあるらしい。なお、わたしは「うぃきしっく」と読んでいたのだが、ウィキチキのほうが近いみたい。

*14:Gardner. WMF特別顧問。

*15残念ながら全員がこれに共感するわけではない。

*16:あるいはそれほどウィキペディアコミットメントしているわけでもない

*17:なお、女性でしかもアクティブな人だからといって必ずしも会員だというわけではない。私が知っている女性ウィキペディアンでも入っていない人は結構いる。いやむしろ入っていない人のほうが多いのかも。

*18:ただし、贋プロファイル男性が紛れ込んで来ないかどうか、チェックするのはかなり大変なようだ。Wikichix は Angel がモデレータなのだが、いろいろ苦労している様子である。

*19:これはなんどかメールで彼等にもメーリングリストのほうにも問いかけてみたのだが、返事がなかった。意識的に無視しているのではないだろうが、アジアにいる不利というのはあるのではないかと思う。

*20:総論のような話で、具体的なつっこんだ話はなかったけれど。

*21:ただ写真をみると下をみて原稿読んでばかりいる印象がフロアにはあったかなあ。あと Alex S.H.と Tim Starling が協力してくれたスライドの準備ですが、結局こちらの操作技量不足で途中からなしでやりました。今後の課題です。。Tim, Alex、そしてフロアのみなさんごめんなさい……

*22:それでもフリーダは最終日の夜のパーティスキップして、大会が終わってすぐ台北を去っていったのだが。

*23:右写真。kwansaiさん撮影。左から Kat, JamesF, Mike Godwin.

*24:しかし kwansai さんもこのセッションにおられたのですね。声をかけてくださればよかったのに……悲しい。

*25:そしてみんなに「きをつけてね」と念を押されるのだがそれはすでに書いたので以下略

*26ボストンではお料理はありませんでした。またお酒も有料でした。

*27:前日の「キウィだとおもって辛い漬物」に引き続き、「甘いとおもったが辛い」をひいております。逆はないんだなあ。ふしぎと。

kwansaikwansai2007/08/19 14:00写真、使って頂いてありがとうございます。ほんと、声かければ良かったんですが、あのときはもう疲れ果てて、座席に根っこが生えていました(^^;

BrittyBritty2007/08/19 19:16最終日にお会いできたのでよかったです。写真、ありがとうございます。案外おんなじところにいたんだなと拝見してびっくりしました。